ユネスコ政府間水文学計画(IHP)50周年記念シンポジウム
「水文学の最先端と変化する世界における水の安全保障への貢献」
~Frontiers in Hydrology and their Contributions to Water Security in a Changing World~
2025年は、UNESCO(国際連合教育科学文化機関)が主導する「国際水文学10年計画(IHD)」から60年、「国際水文学計画/政府間水文学計画(IHP)」創設から50年の節目に当たります。2025年6月にパリのUNESCO本部で開催される記念シンポジウムにつながる国際的な会合として、本シンポジウムではIHPのこれまでの成果を踏まえ、社会が抱える現在の課題と将来顕在化が予想される課題を整理し、変化する気候の下で持続可能でレジリエントな社会へ変革するための水に関わる科学と社会の在り方を提示し、その牽引役としての我が国の役割を提言します。
開催概要
(申し込みは、こちらからお進みください。) |
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日時:2025(令和7)年3月26日(水) 10:00~17:00 | |
定員:80名 | |
使用言語:日本語 | |
主催:「ユネスコ政府間水文学計画(IHP)50周年記念シンポジウム」実行委員会 | |
実行委員会(予定) |
文部科学省・日本ユネスコ国内委員会、国土交通省、総合地球環境学研究所、
土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)、東京大学、京都大学、筑波大学、名古屋大学
(委員長:日本ユネスコ国内委員会 科学小委員会 IHP分科会主査、東京大学大学院工学系研究科教授・総長特別参与(GX国際連携、GX教育) 沖 大幹)
後援:公益社団法人日本地球惑星科学連合、水文・水資源学会、日本水文科学会、土木学会水工学委員会、
日本学術会議地球惑星科学委員会IAHS小委員会・社会水文学小委員会
プログラム:
10:00~10:45 開会挨拶「IHPへの期待」 (登壇者 予定)
UNESCO
外務省
文部科学省
国土交通省
国際協力機構(JICA)
橋本 和仁 科学技術振興機構(JST)・理事長
藤井 輝夫 東京大学・総長
竹内 邦良 元IHP政府間理事会・議長、山梨大学・名誉教授
10:45~11:00 休憩
11:00~13:00 講演「IHPの温故知新─学術と社会の協創─」
転換期にある水文学の進化 | 土木研究所ICHARM センター長 | 小池 俊雄 | ||
オープンサイエンスと水文学:
レジリエントな社会を目指す科学的政策形成 |
京都大学防災研究所 教授 | 佐山 敬洋 | ||
アジア太平洋地域におけるIHP活動への日本の貢献と今後 | 京都大学大学院工学研究科 教授 | 立川 康人 | ||
研究開発と人材育成による水災害軽減の国際協力 | 土木研究所ICHARM 専門研究員 ・政策研究大学院大学連携 准教授 |
南雲 直子 | ||
アジア地域の水問題研究による水文学進展への貢献
ーIAHSおよびUNESCO-Chairから考えるー |
筑波大学生命環境系 教授 | 辻村 基貴 | ||
今後の発展についての対話 |
ファシリテーター: 京都大学大学院情報学研究科 教授 |
大手 信人 |
13:00~14:00 昼食休憩
14:00~15:30 パネルディスカッション「社会が期待する水文学の未来」
パネリスト(予定)
東京大学 教授 高村 ゆかり |
熊本市長 大西 一史 |
NPO法人 雨水市民の会 理事 笹川 みちる |
三井物産戦略研究所 シニア研究フェロー 本郷 尚 |
名古屋大学 准教授 中村 晋一郎 |
東京大学 教授 沖 大幹 (司会) |
15:30~15:45 休憩
15:45~17:00 政策提言「水の安全保障に向けて─IHPの貢献─」
申し込み方法
こちらのフォームあるいは、下のQRコードから入力をお願いいたします。2月28日(金)を〆切とさせていただきます。
事務局
東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻河川/流域環境研究室
e-mail:ihp50-sec-group@g.ecc.u-tokyo.ac.jp